ITパスポート試験を受けようと思っているけど、どの参考書を買えばよいか分からないという方は多いと思います。
本当にその通りで、とにかく数が多いんですよね。
そこで今回は、数多あるITパスポート参考書の中から厳選した3冊を紹介いたします。
どれを買おうか迷っている方は、この中から自分に合いそうなものを選んで購入してみてください。
今回は、評価指標として以下の5つの点について、5段階で得点を付けています。
自分に合う参考書を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
- 読みやすさ
- 分かりやすさ
- イラスト量
- 問題数
- 網羅率
それでは、順に紹介していきます。
いちばんやさしいITパスポート
まず初めに紹介するのは、『いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書＋出る順問題集』です。
本書は、ITパスポートの参考書を探したらまず挙がる一冊です。
ここ数年は圧倒的に売れている参考書になります。
本書が他と比較して特徴的なのは、イラスト以外にも図や表が多く掲載されている点です。
これにより、単語とイメージを関連付けて覚えることができるため、非常に理解しやすいつくりになっている参考書だと思います。
章間の問題数も十分にあり、特典として過去問PDF5回分を利用することができます。
最後に、私が実際に読んでみて感じた本書の評価をまとめると以下のようになります。
とにかく分かりやすさに配慮されており、その他の指標においても特に問題は感じませんでした。
非常に万能な一冊と言えると思います。
栢木先生のITパスポート教室
次に紹介するのは、『イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 』です。
本書の特徴は、イラストがとにかくポップな点ですね。
非常に馴染みやすく、サクサクと読み進められる参考書だと思います。
また、参考書＋問題集と謳われている通り、比較的参考書感が薄くなって問題数が多くなっています。
懸念点としては、レビューでも見受けられたのですが、若干文章が読みづらいように感じます。
もちろん個人差があると思いますので、購入前に一度書店で中身を確認してみると良いかもしれません。
最後に、私が実際に読んでみて感じた本書の評価をまとめると以下のようになります。
イラストがポップで馴染みやすいところが特徴ではあるのですが、その他は無難に構成されており、オールインワンではあるが器用貧乏な一冊というイメージです。
問題演習を別の書籍等でやる予定の方は、他の参考書に特化したものを選択したほうが良いかもしれません。
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
最後に紹介するのは、『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』です。
本書は、ITパスポート試験の上位資格である「基本情報技術者試験」で圧倒的な人気を占めている参考書のITパスポート版になります。
本書の最大の特徴は、オリジナルのキャラクターが登場する点です。
先生役と生徒役のキャラクターが存在し、各チャプターの冒頭に漫画が掲載されています。
これの何が良いかというと、これから学習する内容を漫画によって抵抗なくインプットすることができるところです。
参考書でありながら漫画であるかのように読み進められるため、学習のハードルをぐんと下げてくれます。
最後に、私が実際に読んでみて感じた本書の評価をまとめると以下のようになります。
イラストが非常に豊富で、読みやすさに特化した一冊という印象を受けました。
読みやすいということは途中で挫折する可能性も低く、IT初学者にとっては実は一番重要な観点なのではないかと思っています。
まとめ
今回は、ITパスポート試験の参考書において、厳選した3冊を紹介してみました。
それぞれの特徴と私の評価をまとめると以下の通りです。
- いちばんやさしいITパスポート
→分かりやすさに特化。万能な一冊。 - 栢木先生のITパスポート教室
→参考書＋問題集のオールインワン。器用貧乏な一冊。 - キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
→読みやすさに特化。挫折しにくい一冊。
いかがだったでしょうか。
私も実際に読んでみると、書いてある内容に大きな差はないように感じました。
どの参考書も試験範囲全てを網羅することは不可能なので、ある程度要点を絞って解説しています。
その中から実際にどの問題が出題されるかは運次第です。
ただ、どの参考書もイラストや構成で工夫がされており、そこは好みで自分が読みやすいモノを選んでいただくのが良いかと思います。
どの参考書を買うか迷われている方は、今回厳選した3冊の中から自分の好みのものを選択して読んでみてください。
ハズレはありません。
ITパスポート試験の効率的な学習法については、以下の記事で解説しています。
こちらも合わせて目を通して頂けると幸いです。
今回は以上となります。
最後まで目を通して頂きありがとうございます。
