本記事では、人生初の転職活動、しかもそれがコロナ禍であった私の経験をもとに転職体験談を紹介したいと思います。
- 転職活動の実情を知りたい。
- 2021年3月時点での転職活動ってどうなの?
- コロナ禍で転職はできるの?
このような方のご参考になれば幸いです。
転職活動開始
私は、2021年2月頭から転職活動を開始しました。
今の会社に新卒として入社したのが2019年の4月なので、約2年での転職となります。
いわゆる「第2新卒」というやつですね。
転職理由は、企業とのミスマッチです。
第2新卒の転職理由としてはありがちですね。
私が新卒時に行っていた業界や企業研究が甘かったことが原因です。
私はシステムエンジニアをしているのですが、若手のうちは積極的に技術スキルを身に付けていきたいという希望がありました。
しかし、現職では業務内容が完全に上流特化であり、マネジメントスキルしか身につかないことに不満を感じていました。
「この程度の理由であれば、わざわざコロナ禍である今転職をしなくてもよいのではないか。」
そう思われる方もいるかと思いますが、入社当初からこのギャップを感じ続けていた私にとっては、転職したい欲が限界だったです。
やってみてダメだったら、また時期を考えればよいだけですしね。
そんなこんなで2021年2月に一念発起。
転職活動を始めました。
転職活動の振り返り
転職サイトへの登録
まずは転職サイトに登録する必要があります。
実は私の場合は入社時からギャップを感じていたこともあり、転職サイトには既にいくつか登録済みでした。
今回私が利用した転職サイトは以下の2つです。
特別な理由がなく、どの転職サイトを使うか迷っている方は、とりあえずこの2つに登録すると良いと思います。
doda(デューダ)
圧倒的な求人数があります。
条件をかなり絞って検索しても残る求人数があるため、自分の理想的な求人を探すのに最適だと思います。
今回の転職活動では、このdoda経由でも数社応募しました。
一点デメリットを挙げるとするならば、サイトが重いことですね。
かなりもっさりしていてストレスを感じます。
リクナビNEXT
基本的には、前述した「doda」と同様に求人数の多さが理由で利用しました。
「doda」で扱っていない求人もあるため、使い方としては同じ条件で検索して求人を比較してみると良いと思います。
求人広告型と呼ばれるこれらのサイトでは、「どんな条件の求人があるんだろう。」というのを知るためにも、求人数の多いサイトに登録するのが良いと思います。
このあと紹介しますが、実際に転職活動をメインで進めていくのは転職エージェントを利用するのがオススメです。
転職エージェントへの登録
ある程度、”自分が希望する条件ではどんな求人があるのか”を掴んだので、転職エージェントに登録をしました。
転職エージェントというのがどういうものか知らない方向けに簡単に説明すると、求人斡旋や企業との日程調整、職務経歴書の添削などを行ってくれるサービスです。
転職者にとっては自分の負担が減るため、めちゃくちゃありがたいサービスです。
転職エージェントにはそれぞれの業界に特化したサービスがあったりします。
私はエンジニアの転職となるため、IT業界に特化した転職エージェントということで「レバテックキャリア」を利用しました。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、日本マーケティングリサーチ機構の調査で”ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1”となっている転職エージェントです。
ITエンジニアの求人数が豊富で、サービスの利用者数は20万人を突破したそうです。
やはり求人数が豊富というのはそれだけ自分にマッチした求人が見つかりやすいということでもありますし、多くの方々の転職を手助けしてきた実績があるのは安心できますね。
【レバテックキャリア】転職エージェントに関しても、出来るだけ複数利用したほうが良いと思います。
私の場合は、複数利用してもそれぞれにちゃんと対応できるか不安だったため、今回は一つに絞って転職活動を進めました。
転職エージェントとの面談
次に、転職エージェントとの面談を実施しました。
転職エージェントを活用した転職活動において、一番重要なフェーズがここだと思っています。
ここで自分が転職したい理由や転職先企業で重視する条件がしっかりとまとまっていないと、紹介される求人も自分の希望と異なるものになってしまいます。
転職エージェントを活用する際は、面談前に転職理由や転職でなにを実現したいのか等をしっかりと明確にしておくことをオススメします。
ここで、履歴書や職務経歴書の記載内容の確認も行われます。
一度はフォーマットに沿って自分で記入するのですが、「ここはこういう風に書いた方がいい。」といったアドバイスが貰えます。
求人への応募
いよいよ求人への応募をします。
転職エージェントとの面談が終わると、自分に合った求人が紹介されます。
レバテックキャリアでは、面談時に30社前後の求人紹介がありました。
今回は、レバテックキャリア経由で10社、doda経由で5社に応募しました。
合計で15社ですね。
このときの応募数は転職者個々人によると思います。
自分が選考をどの程度通過できるかをある程度予測して応募数を決めると良いと思います。
書類選考
求人への応募が完了すると、書類選考が始まります。
といっても、履歴書や職務経歴書は既に転職エージェントに提出済みなので基本的には待ちです。
私の場合は、応募した15社のうち9社から書類選考通過のご連絡をいただきました。
通過率にすると60%です。
かなり大きな企業にも応募していたため、個人的にはこんなもんだろうという通過率でした。
書類選考はどうしても学歴や社歴が重視されてしまいますが、自己PR等をしっかりと考え抜いて記述すれば挽回の余地はあると思います。
企業目線に立って”企業がどんな人材を求めているのか”を考え、それに合致している自分の長所を記述するようにしましょう。
一次面接
書類面接を通過した9社のうち、7社の面接を受けました。
残りの2社については、改めて企業研究を進めるうちに自分の希望とマッチしていないと感じるようになったため、辞退しました。
一次面接の結果についてですが、7社のうち通過できたのは3社でした。
通過率にすると約43%です。
新卒での就活時の手応えから、ある程度面接には自信のあったのですが、今回はなかなか厳しい結果でした。
やはり最初の方に受けた面接では、まだ自分の考えが言葉としてまとまりきっておらず、ハキハキと喋ることができませんでした。
面接では印象がなにより大事なので、ハキハキと自信満々にしゃべれるように練習してから面接に臨むことをオススメします。
二次面接
次に、二次面接です。
二次面接では、一次面接での教訓から万全の対策をして挑みました。
それもあって、かなりリラックスした状態で面接を受けられました。
リラックスしていると、想定していない質問をされても頭がまわってしっかりと答えられるんですよね。
そんなこんなで二次面接は3社とも通過し、内定をいただくことができました。
内定承諾
最後に、内定の承諾です。
3社から内定をいただいたのですが、うち2社は私の中では第二志望郡で考えていた企業だったため、迷いはありませんでした。
第一志望郡で考えていた1社の内定を承諾し、転職活動を終了しました。
今回の転職活動の総括
人生初の転職活動、しかもそれがコロナ禍という状況でした。
しかし、15社応募して3社から内定をいただけましたし(辞退もありますが)、特別コロナ禍だからどうということは感じませんでした。
やはりIT業界ということもあり、比較的コロナ影響が少なかったんだと思います。
また、第二新卒ということもあってか、面接では技術的な質問はほとんどありませんでしたし、新卒時の就職活動と大きなギャップなく進めることができました。
ひとつ教訓として感じたのは、面接に自信があっても面接対策はしっかりとしましょうということですね。
一次面接では何回か回答がしどろもどろになってしまったので反省です。
ということで、転職活動を無事に終えて、2021年4月1日から新しい職場となります。
実は現職も大企業なんですが、転職先も大企業です。
大企業から大企業への転職なので、職場環境に大きな変化はないと思いますが、仕事の内容がよりやりたいことに近づくので、心機一転して頑張っていきます!
以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。