大企業から内定をもらうためにアピールすべきたった2つのポイント

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昨今、大企業の安定性が揺らぎつつあるとも言われ、世の中がベンチャー志向になってきています。
確かに「大企業」という大枠で捉えたときに、一昔前のように「大企業に入れば将来安泰」とは言えない状況になっているのは事実です。

しかし、そうした状況を危険視して、大企業も年々変化しています。
今後も安定して業績を伸ばしていくであろう大企業はまだまだ沢山あります。
これからは、変わらず安定した大企業と不安定になる大企業を見極める時代になったと言えるのではないでしょうか。

私は新卒時の就職活動と一回の転職活動を経験していますが、どちらも複数の大企業から内定をいただき、入社しています。
今回は、その際に私が大企業に対して効果的と感じたアピールポイントを2つ紹介します。

大企業にアピールすべきこと

当たり前のことですが、大企業とベンチャー企業では求めている人材が異なります。
全体的な傾向として、大企業は人柄重視、ベンチャー企業はスキル重視の傾向があります。

もちろん人柄重視といっても、スキルが必要ないわけではありません。
大企業でもスキルを持っているに越したことはないですが、それよりも重要視されるポイントがあると感じています。

その中でも、大企業の選考において、特に重視されていると感じたのは以下の2点です。

協調性の高さ

一つ目のポイントは協調性の高さです。

大企業では、業務の進め方が確立されていることが多いです。
多くのものがマニュアル化されており、ある程度型にはまった業務を遂行する能力が求められます。
そのため、既に確立された業務に適応できる人間が求められる傾向にあります。

あえて極端に言うと、ごちゃごちゃと口出しをする人間よりも、文句を言わないマニュアル人間の方が重宝されるということです。

また、個の力よりも組織としての生産性が重視されます。
実際に大企業で働いていて感じたのですが、個人でバリバリ業務を進めるタイプよりも周りと密にコミュニケーションを取りながら業務を進めるタイプの方が出世しやすいです。

以上のことから、大企業における選考では「協調性の高さ」をアピールすべきだと思っています。

一つ注意点ですが、直接的に協調性の高さをアピールするのは避けた方が良いと思います。
協調性の高さってなかなか自分自身では評価できないことですからね。
「何を根拠に言ってるの?」と思われかねません。
自己PRや過去の経験談の中に協調性の高さをアピールできるようなエピソードを盛り込んで考えておくと良いでしょう。

長期的に働く気がある

二つ目のポイントは長期的に働く気があることです。

これは大企業に限ったことではありませんが、大企業ではよりその傾向が強いと感じたポイントです。

前述している通り、大企業の業務はある程度マニュアル化されており、その企業特有の業務の進め方が確立されています。

そのため、社員には長期間働いてもらい、会社特有の業務理解を深めてもらった方が効率が良いです。

個人的には、大企業がなかなか年功序列の評価制度を覆せない原因もここにあると思っています。
単純に、勤続年数の長い社員の方がちょっと有能な若手よりもパフォーマンスが高いんですよね…。

少し話が逸れてしまったので戻します。
このポイントも「協調性の高さ」と同様に、直接的なアピールは避けるべきだと思います。

このポイントをアピールするのにオススメなのが「逆質問」です。
「私は長期的にこういうキャリアプランを考えておりますが、御社ではそれを実現可能でしょうか。」のような質問をしてさりげなく長く働く気があることをアピールすると良いでしょう。

まとめ

今回は、私が大企業に対してアピールしたポイントの中で特に効果的だと感じた、以下の2つのポイントを紹介しました。

  • 協調性の高さ
  • 長期的に働く気がある

どちらも直接的なアピールは避け、過去のエピソードや逆質問をうまく活用してアピールすることをオススメします。

大企業はとにかく「問題を起こしそうな人」を避ける傾向が強いです。
面接の際もあまり奇をてらった回答はせず、無難な回答を心がけましょう。
面接になると人とは違う部分をアピールしたくなりますが、大企業の面接ではうまく組織に馴染める人間であることをアピールするようにしましょう。

以上となります。
これから大企業の選考を受けようとしている方の参考になれば幸いです。

最後まで目を通して頂きありがとうございます。

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