基本情報技術者試験は新型コロナウイルスの影響により、2021年(令和3年)からCBT方式で実施されています。
CBT方式というのは、紙ではなくコンピュータで試験を行う方式です。
基本情報技術者試験におけるCBT方式については、以下の記事をご参照ください。
この変更に伴い、以下のような疑問が散見されるようになりました。
- 試験がいつ実施されるのか具体的に分からない。
- 試験申し込みがいつ開始するか分からない。
確かに、現状だとこれらの情報に辿り着くのにひとクセあり、ちょっと分かりづらい状態となっています。
そのため、実際にはまだ試験の申し込みは開始していないのに、終了したと勘違いして諦めてしまう方も見かけます。
そんなことで貴重な受験機会を逃してしまうのはどうかと感じ、今回は「CBT方式化以降の基本情報技術者試験の試験日程について」を説明したいと思います。
基本情報技術者試験の実施日程
従来の基本情報技術者試験は、年に2回(4月と10月)、特定の日付で開催されていました。
対して、CBT方式となった基本情報技術者試験は、年に2回(上期と下期)、2ヶ月間実施されます。
対象の期間内であれば、いつでも受験することが可能です。
試験実施期間が広くなったことで、これまで春期と秋期という呼び方だった試験が、上期と下期という呼び方に変更しています。
令和3年度の試験では、上期は5月〜6月に実施されました。
下期は10月〜11月に予定されています。
おそらく、令和4年度以降も同様に、上期は4月〜6月あたりの2ヶ月間、下期は10月〜12月あたりの2ヶ月間という期間で実施されることが予想されます。
実施日程の公表日について
ここでは、令和3年度下期の試験を例に説明していきます。
令和3年度下期の基本情報技術者試験は、10月~11月に実施されることが発表されています。
この日程は、8月12日に以下のページにて正式に公表されました。
申込の開始日が9月6日のため、申込開始から1ヶ月を切ってから公表されたことになります。
正直なところ、資格は計画的に学習しないといけないので、もう少し早いと嬉しいですよね。
とはいえおおよその実施時期はあらかじめ分かっているため、そこに向けて学習を始めつつ試験日の正式発表を待つ形になると思います。
常にまだかまだかと公式HPをチェックするのも大変なので、IPAの公式Twitterをフォローしておくと情報の抜け漏れがなくて安心です。
このように、公表したページを告知してくれます。
まとめ
CBT方式化以降の基本情報技術者試験の試験日程についてまとめると以下の通りとなります。
- 受験機会は変わらず年2回(上期1回、下期1回)
- 試験日は固定日ではなく、定められた試験期間(約2ヶ月)から好きな日に受験可能
- 上期は4月~6月、下期は10月~12月あたりに実施される
- 申込期間や試験実施期間は、申込開始の約1ヶ月前に公表される
→上期は2月、下期は8月あたり
基本情報技術者試験は、CBT方式となってから合格率が急上昇しています。
取得を検討している方は今がチャンスです。是非この機会に取得しましょう。
基本情報技術者試験の合格率については以下の記事をご参照ください。
今回は以上となります。
最後まで目を通して頂きありがとうございます。
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