2021年1月16日にCBT方式となっている基本情報技術者試験の午前試験を受験し、無事合格ラインを超えることができました。
受験の所感や結果はこちらの記事をご参照ください。
今回は、私が最も効率的だと感じる勉強法をご紹介したいと思います。
(基本情報技術者試験の試験方式や概要については省略します。)
基本情報技術者試験の午前試験における勉強は、次の2つのステップで進めます。
- 参考書によるインプット
- ひたすら過去問学習
この2ステップで勉強を進めるのが最も効率的だと思います。
「自分は既にある程度IT知識を備えてるよ」という方は、ステップ2からで結構です。
いきなり過去問学習から始めちゃってください。
それでは、各ステップについてもう少し詳細にご紹介していきます。
参考書によるインプット
基本情報技術者試験は、幅広いIT関連知識を求められる資格です。
IT初学者の方は、参考書を一周読み切るところから始めましょう。
稀に、IT知識がない状態からいきなり過去問学習を推奨している方がいらっしゃいますが、そのやり方はあまりオススメしません。
前述した通り、ある程度IT関連の知識がある場合は別ですが、IT初学者の方がいきなり過去問学習から始めてしまうと、知識が断片的になってしまうからです。
よって、しっかりと順序立てて書かれている参考書を用いて、然るべき順序で知識を付けていくことが初学者の方にとって最も効率の良い勉強法となります。
使用する参考書は自分に合うものを選んでいただければ良いと思いますが、私が読んだ中で一番わかりやすかったのはこの参考書です。
全てイラスト仕立てで説明されているため非常にイメージしやすいです。
また、初学者役のキャラクターがいて素朴な疑問を代弁してくれるので助かります。
参考書は自分に合うものをと言いましたが、正直なところ初学者の方は本書一択だと思ってます。
(イラスト仕立てじゃない方が分かりやすい人もいるのかな…?)
参考書によるインプットの際に意識して欲しいポイントは、完全に理解しようとしないことです。
基本情報技術者試験は非常に範囲の広い試験のため、全てを完全に理解するのは難しいです。
のちに過去問学習を行う際に、「こんなのあったな〜。」となれるくらいの理解度で十分です。
サクッと一周読んで次のステップに進みましょう。
ひたすら過去問学習
参考書で一通り知識の骨組みができたら、それを肉付けする作業に移ります。
基本情報技術者試験では、「過去問道場」という過去問学習を効率よく行える非常に便利なサイトがあります。
⇒過去問道場はこちら
基本情報技術者試験の取得を目指したほぼ全員が本サイトを使用して学習したと言っても過言ではないでしょう。
過去問道場では、アカウントの作成をすることで、自分の学習履歴を管理することができます。
苦手分野の把握に役立つので、アカウントを持っていない方はまずアカウントを作成しましょう。
過去問道場で過去問学習を進める上で、私が最も効率的だと感じている勉強法は下記の通りです。
- 模擬試験形式を半分の問題数で実施する。
- 不正解だった問題を復習する。
過去問道場には「模擬試験形式」というものがあり、本番さながらの練習を行うことができます。
このとき、「半分の問題数で実施する」にチェックを入れてください。そうすることで、通常80問出題される問題数を40問に減らすことができます。
なぜ問題数を半分にするのかというと、復習する問題数を減らすためです。
仮に、80問解いて5割の40問に正解したとします。その場合、不正解だった40問を重点的に復習する必要がありますが、これだと少し負荷が大きいと私は思います。
分からなかったことを一気に40個頭に叩き入れるのは簡単ではありません。その数を20個に減らすのが狙いです。
このように、模擬試験モードを半分の問題数で実施し、分からなかった問題を復習するというサイクルをひたすら繰り返します。
これを繰り返しているだけで、自然と正答率が上昇していくと思います。
正答率が上昇してきたら「半分の問題数で実施する」のチェックを外し、本番と同じ問題数(80問)で模擬試験を実施しても構いません。
また、これを何回か繰り返していると、自分の苦手な分野が見えてくると思います。
苦手な分野はもう一度参考書に立ち返り、インプットを行うことによって補完していくことをオススメします。
まとめ
以上のことをまとめると下記の通りです。
- 参考書をサクッと一周読んで知識の骨組みを作ろう。
- 過去問道場で模擬試験モード(半分の問題数)を繰り返し解きまくろう。
大多数の方にとってはこのやり方が最も効率的だと思って紹介しました。
しかし、勉強の進め方には個人の好き嫌いや向き不向きがあります。もし、この方法が合わないと感じた場合は、自分なりの勉強法を模索してみてください。
以上となります。
最後まで目を通していただきありがとうございます。
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すべてイラスト解説で非常に分かりやすさに特化した参考書です。