CBT方式となった基本情報技術者試験(午前)を受けた所感と結果

基本情報技術者試験

2021年1月16日に、基本情報技術者試験の午前問題を受験してきました。
また、1月30日に午後試験を受験してきましたのでそちらの内容を知りたい方は下記の記事をご参照ください。

基本情報技術者試験は、これまで毎年4月と10月に実施されていました。

私は、2020年の4月に受験する予定で勉強をしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年の4月と10月の試験は延期となってしまっている状態でした。

しかし、今年の1月になり、ようやく受けることができたのです。

長く苦しい戦いだった…!

今回私が受験した試験には、以下のような大きな変更点がありました。

①指定された期間内の任意の日付で受験可能
②午前試験と午後試験を別日に受験可能
③ペーパー試験方式からCBT方式に変更

本記事では、上記のような変更があり、新しい方式となった基本情報技術者試験(午前試験)について実際に受験してきた所感と結果を紹介したいと思います。

これから受験される方にとって、少しでもご参考になれば幸いです。

変更点についての所感

①指定された期間内の任意の日付で受験可能

これまでの基本情報技術者試験は、毎年4月と10月の指定された日に受験をする必要がありました。

しかし、今回は2021年1月5日〜2021年3月23日の期間において、受験者の任意の日付で受験をすることができました。

期間内であれば自分の都合の良い日に受験することが可能になったんですから、シンプルに嬉しい変更ですね。

②午前試験と午後試験を別日に受験可能

これが個人的には一番嬉しい変更点です。

午前試験と午後試験とあるように、これまでは午前と午後にそれぞれ2時間30分の試験を一日かけて受験する必要がありました。

それが今回は、午前試験と午後試験を別日に受験することが可能になったのです。
しかも午前試験は別に午前中に受ける必要はありません。
午後でもいいんです!

それはもう午前試験とは呼ばないのでは…?

従来の方式の基本情報技術者試験では、9:30に午前試験が開始していました。
そのため、寝坊する方が一定数おり、朝しっかり試験会場に赴くことを「0次試験」なんて呼ばれたりもしていました。

申し込みも忘れる人が多いから「0次試験」って呼ばれてるよね。

かくいう私も朝があまり得意ではないため、今回は午後に試験を設定しました。
ゆっくりと試験会場に向かうことができましたし、脳も完全に目覚めてて最高のコンディションで試験に臨めました。

また、この変更によって、午前試験をさっさと片付けて午後試験の学習に専念する。」といったことができるようになりました。

基本情報技術者試験において、多くの人にとっては午後試験が鬼門となっており、午後試験の対策に時間を割きたいと感じていることと思います。

しかし、一日で午前試験と午後試験の両方を受験する場合、どうしても午前試験のことが脳裏をチラついてしまいます。

これが、午前試験のことを一切気にせずに午後試験の学習に専念できるようになったのは、非常に大きな変更点ですね。

③ペーパー試験方式からCBT方式への変更

基本情報技術者試験は、これまでペーパー試験方式で行われてきましたが、今回はCBT方式となりました。

CBTとは、Computer Based Testingの略称です。
つまりパソコンをぽちぽちして受けられるようになったということです。

ペーパー試験方式とCBT方式で試験難易度に差異はないですが、試験中の感覚が変わってきます。

基本情報技術者試験の午前問題は、過去問道場というwebサイトで学習をしてる方が多いかと思います。
過去問道場はこちら

つまり、「普段はPCやスマホ上で学習しているのに、ペーパー試験方式である本試験では、環境の違いから実力を発揮できない。」なんてことが起こり得ます。
しかし、今回はCBT方式となったことにより、過去問道場で学習している環境とのギャップが少なく、リラックスして受験することができました。

もしかすると、「紙の方がよかったのに!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては非常に嬉しい変更でした。

また、CBT方式の利点がもうひとつあります。
それは、瞬時に結果が出るということです。

ペーパー試験方式では、マークシートであるためどうしても採点に時間がかかってしまいます。
しかし、CBT方式であれば瞬時に結果を出すことが可能です。
試験によっては試験終了と同時に結果が画面上に表示されるものもあります。

基本情報技術者試験はその類ではありませんが、私が試験場を出る頃には結果確認メールが届いていました。

思わず「はやっ!」と呟いてしまった…。

試験の結果

さて、私の今回の試験結果ですが、以下のような結果でした。

今回の基本情報技術者試験(午前試験)の結果

正直、試験終了直後はあまり自信がなかったのですが、結果を見て思っていたよりも解けていたので驚きました。

運が良かったわけではないと信じたい。

延期が続いていたせいで学習期間も長かったですし、実力がそのまま反映されているに違いありません!!
苦手意識があったテクノロジ系も9割近く解けており、個人的にはすごく満足のいく結果でした。

問題は午後試験なので、気を抜かず学習に専念したいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回、従来のペーパー試験方式からCBT方式で実施されている基本情報技術者試験ですが、私個人としては利点しかなかったと感じています。

是非とも今後実施される試験においてもCBT方式を継続してほしいですね。
おそらく、今回が試験的な実施となっており、特に問題がなければ今後もCBT形式で実施という算段だと思います。
みなさんも問題ごとを起こさないようにしましょうね!

また、基本情報技術者試験(午前)の効率的な学習法を下記の記事で紹介しています。
もしよかったら、読んでいただけると嬉しいです。

以上となります。
最後まで目を通していただきありがとうございました。

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