今回は、基本情報技術者試験(FE)がCBT方式となったことにより多くの方が感じているであろう疑問「過去問と全く同じ問題は出るのか?」について考えてみようと思います。
「CBT方式ってなに?」という方は下記事をご参照ください。
※あくまでも一個人の考えであり、内容を保証するものではないためご留意ください。
一般的なCBT方式の試験では同じ問題が出題される
一般的なCBT方式の試験は、作成された問題群の中から、試験の難易度が等しくなるように出題する問題を選びます。
そのため、過去に出題された問題を何度も使い回すことになります。
このように、一般的なCBT方式の試験では、過去問と全く同じ問題が出題するということが当たり前に行われています。
基本情報技術者試験ではどうなのか
従来の基本情報技術者試験はペーパー試験方式で実施されていましたが、新型コロナウイルス蔓延による影響で急遽CBT方式へと切り替えた背景があります。
ペーパー試験方式だった基本情報技術者試験では、過去問に近い問題はあっても全く同じ問題はなく、毎回新しい問題が出題されていました。
そのため、CBT方式においても同様と思われるかもしれませんが、私は過去問と全く同じ問題が出題される可能性は大いにあると考えています。
なぜ同じ問題が出題される可能性が高いか
CBT方式の試験は、毎日開催されているものもあるくらい試験実施回数が多いのが特徴です。
基本情報技術者試験も例外ではなく、開催期間中は毎日試験が実施されています。
そのため、同じ問題を避けるためには膨大な量の問題が必要です。
しかし、基本情報技術者試験には前述した通り、急遽CBT方式に切り替えたという背景があります。
問題を作成する時間も余裕もなかったことと思います。
以上のことを考えると、現在実施されている基本情報技術者試験では、過去問と全く同じ問題が出題されている可能性は大いにあると推測できます。
個人的には、午前試験ではほぼ間違いなく出題されており、午後試験でも可能性はかなり高いと思っています。
まとめ
今回は、CBT方式となって実施されている基本情報技術者試験では、「過去問と全く同じ問題が出題されるのか」という疑問について考えてみました。
結論をまとめると、
- そもそもCBT方式の試験では、一般的に同じ問題を繰り返し出題する
- 基本情報技術者試験は急遽CBT方式となったため、問題を作成する余裕がなかった(はず)
上記のような理由から、現在実施されている基本情報技術者試験では、過去問と同じ問題が出題されている可能性が高いと考えることができます。
現在、基本情報技術者試験の合格を目指して勉強されている方は、過去問学習をより重点的に実施することをオススメします。
今回は以上となります。
最後まで目を通していただきありがとうございます。
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