【基本情報技術者試験】未経験者にオススメの午後試験の選択分野

今回は、基本情報技術者試験の午後試験において、IT業界未経験の方が受験する際におすすめの選択分野を紹介します。

基本情報技術者試験の午後試験は、IT業界未経験の方にとっては非常に難易度が高く、試験の鬼門となっています。
しかし、あらかじめ選択分野を絞って戦略的に学習することによって、未経験の方でも合格する可能性を高めることが可能です。

本記事があなたの合格の一助となれば幸いです。

基本情報技術者試験の選択問題について

基本情報技術者試験の午後試験は、2020年に実施されている試験から出題される問題に改正がありました。

現在の出題形式と得点配分は以下の通りです。

必須回答となっている分野は以下の3問。

また、選択問題は全部で4問出題されます。
その中から2問選択して回答します。

この通り、選択問題は出題範囲が非常に幅広いです。
未経験の方が全てマスターするのは、かなりハードルが高い試験となっています。

それでは、IT業界未経験の方におすすめな選択分野を紹介していきます。

まず、必須回答となっているソフトウェア開発についてです。
ソフトウェア開発は、C言語/Java/Python/アセンブラ言語/表計算の5分野から選択となります。

未経験の方にとっては表計算が圧倒的におすすめです。
表計算は、他の4分野と比較して覚えなければいけない知識量が少なく、理解しやすいためです。
また、一般的に馴染みがあるであろうExcelの知識が活用できます。

もし他の4分野の中に得意なものがあるならそちらでも良いですが、ちょっと触ったことがある程度であれば避けることをオススメします。
比較的幅広く深い知識も要求されることがあるため、得点が安定しません。

ソフトウェア開発は配点も25点と高いため、しっかりと勉強して安定した得点源となるまで仕上げましょう。

表計算の学習には、こちらの書籍がオススメです。
未経験の方向けに非常に丁寧に解説されています。

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続いて、残りの選択問題についてです。
この選択問題を攻略するためのコツは、苦手な分野は捨ててしまうということです。

基本情報技術者試験の午後試験は深い理解が必要となります。
未経験の方にとっては、全ての分野を理解しようとするよりも、的を絞って効率的に試験対策を進めることが合格への近道になります。

未経験者にオススメな選択分野は下記の通りです。

これらの分野は、しっかりと午前問題の対策をしていれば、その知識を応用することで十分に太刀打ちできます。
また、ちゃんと読めば理解できるような、国語力や論理的な思考力が求められる問題が多いです。
そのため、IT業界未経験の方や文系の方でも安定した得点源になりやすいと思います。

未経験の方は、まず初めにこれらの分野を優先して学習することをオススメします。

IT業界未経験の方にオススメしない選択分野は以下の2つです。

この2分野は、午前問題の知識では答えられない難易度の問題が出題されることが多いです。
そのため、安定して得点を取るためには、それ相応の時間をかけてしっかりと対策をする必要があります。

個人的には、この2分野は完全に捨ててしまっても良いとすら思っています。

IT業界に長くいるとそのうち必要になる知識のため、受験を機に勉強してしまっても良いと思います。
しかし、ほかにも勉強する機会や環境は沢山あります。
まず合格を目指すということであれば、捨てて他分野の学習に時間を使うという選択肢を頭に入れておきましょう。

今回は、基本情報技術者試験の午後試験において、IT業界未経験の方が受験する際におすすめの選択分野を紹介しました。

オススメな選択分野とオススメしない選択分野は以下の通りです。

オススメな選択分野

オススメしない選択分野

IT業界未経験の方には、午前試験対策で習得した知識や論理的な思考力で解ける分野がオススメです。

逆に、午前試験の知識以上に深い知識が求められる分野はオススメしません。
捨てることで他分野の学習に多く時間を使うことも視野に入れましょう。

午後試験の学習法はこちらの記事で紹介しています。
参考にしていただければ幸いです。

以上となります。
最後まで目を通して頂きありがとうございます。

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